ベビーモニターは必要?いらない?間取りで決まる判断基準とおすすめ4機種
出産準備リストの中で「購入要検討」に、ベビーモニターが入っていませんか?
リビングと寝室がしっかり離れている、扉を閉めると音がほとんど聞こえない。そんな状況だったら「迷わず購入」で良いと思います。
でも、実際にそこで赤ちゃんが寝る、という状況を考えようとしても、いまいちイメージが付きづらいものです。性能はピンキリでも6千円〜2万円ほどと、取り敢えずで買うには少し悩んでしまう金額です。
この記事では、少し狭めな一般家庭でベビーモニターを使ってみた経験を、お伝えしようと思います。
結論としては、「あったらすごい助かる」です。
この記事の結論
- 寝室と生活空間に少しでも距離があるなら「安心するための購入」の価値あり。
- 音声モニターでも機能するけど、階段を挟むなら映像モニターもあり。
- 買わなくても育児はできる!(必要を感じたら、ネットで買ったらOK)
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おすすめ機種の紹介
まずはこの記事でおすすめする機種を紹介しておきます。「すぐに製品を見たい!」という方はどうぞ。
| タイプ | 製品 | 価格 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 専用機 | ちゃいなび アンジュスマイル SH-474S | 9,980円 | Wi-Fi不要。1万円で5インチ・12時間 |
| 両対応 | Anker eufy Baby Monitor C10 | 17,990円 | モニターでもスマホでも見られる |
| アプリ型 | パナソニック KX-HBC200 | 21,824円 | スマホで完結。国内メーカーのサポート |
※価格は2026年7月時点の楽天での実売(税込・送料無料)です。
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これらを選ぶにあたって考えたことを記事にしていますので、じっくり選びたい方は見てくださいね。
ベビーモニターでできること(3つのタイプ)
現在、どんなベビーモニターがあるのか、少し調べてみました。けっこう色々な性能の製品があるんですね。我が家で使っていた音声モニターを含め、3つのタイプに分けられそうです。
ひとつめの音声のみのタイプは、泣き声や物音をひろいます。得られる情報は限定的ですが、比較的お手頃な価格なのが助かります。
ふたつめは、カメラ付きタイプ。泣き声などに反応して画面がつくものが多く、声だけでなく姿も見られます。寝言で泣いているだけなのか確認できるのが良いところ。
みっつめは、赤ちゃんの動きをセンサーで感知して自動追尾してくれる進化型。室温を教えてくれる機能もあるようで、正直調べていて欲しくなりました。笑
性能が良い分、値段が高いのは仕方がないですね。
購入者アンケートでは「音声のみにして後悔した。映像付きにすればよかった」という声もあるようです。わたしがまさに「音声のみを利用した本人」ですが、後悔するほどではないかなー、と思います。
必要な家庭・いらない家庭(チェックリスト)
ベビーモニターが役立ちやすいのはこんな家庭です。
- 寝室とリビングが離れている
- 2階建てなど、赤ちゃんと別のフロアで過ごす時間がある
- 上の子がいて、赤ちゃんのそばを離れる時間が長い
- ドアを閉めると泣き声が届きにくい間取り
反対に、こんな家庭ではなくても回ることが多いようです。
- コンパクトな間取りで、泣き声がすぐ届く
- 日中も夜も、ほとんど同じ部屋で過ごしている
上記は一見シンプルに思えますが、その時になってみないとはっきりと分かりません。なので、購入の目星は付けるけど保留にする、というご家庭も3割程度あるようです。
ベビーモニターが無かったとしても、育児を始めることはできると思います。必要性を感じたらその時に購入する、という選択をしても良いのかもしれません。
必要だった実例
わたしの家はメゾネットタイプで、リビングなどの生活空間は1階、寝室が2階にありました。寝かしつけの後に1階で家事をしていると、娘が泣いてもほとんど気付けない環境だったので、音声モニターにはずいぶん助けられました。
一方で、こんな風にも思います。
モニターから泣き声が聞こえ、慌てて階段を上り部屋をのぞく。しかし、寝ぼけていただけで既に泣き止んで眠っていることが多々ありました。こんな時は、映像モニターがあったら確認ができて、行ったり来たりする必要は無かったのでしょう。
購入して初めて「あったら意外と便利」と感じるものがあるのも事実です。特にこういう「親のことをさり気なく助けてくれるアイテム」は、少し高価に感じても手に入れることをおすすめします。現に、購入者の8割以上が「買ってよかった」と答えているアンケートもあります。
その選択が、わたしたち親のゆとりを少し増やして、その余裕が子どもへの安定した愛情に繋がるからです。ちいさな大変さは、育児が進むにつれて、積み重なっていきます。
選び方① : 専用機とWi-Fi型、どっちにする?
売られているモニターは、通信の仕組みで2つに分かれます。
専用機は、インターネットを経由しないので、電源を入れるだけで利用することができます。モニターとカメラの間を専用の電波を使い送受信するので、家のWi-Fiの不調などに左右されません。そのかわり、スマートフォンなどの機器と接続できないので、外出先からは見られません。
Wi-Fi型は、スマホで外出先からも様子を見られます。こちらは映像の録画や送信、AI検知システムなど、機能が豊富なものが多いです。見守り機能の充実を求める方は、こちらのタイプが良いでしょう。そのかわり、ネット回線の不調時に見られなくなる可能性があることは、頭に入れておきたいところです。
専用モニターも付属されつつ、Wi-Fi接続機能もある製品もいくつかあります。機能面も、電波の安定性も求める方は、そういった製品を選ぶのがおすすめです。
選び方② : どんな機能が必要?
人によって求める機能は違ってくると思います。シンプルな部分から記載していくので、自分がどの程度求めているのか、考える参考にしてください。
音感知:赤ちゃんの泣き声や、物音がすると、起動して音を届けてくれます。ベビーベッドに頭をぶつけた時の「ゴン」などの音も拾って動いてくれるので、「今日は寝相がすごいなぁ」などと楽しむこともできました。
双方向通話:基本的に、赤ちゃん側からは自動で音が届くようになっています。子機やモニター端末からは、ボタンを押しながら喋ることで声をおくることができます。この機能は、言葉が分かるくらいにならないと使いどころは無いかもしれません。「すぐ行くから待っててね」など、安心させるための声掛けに使えます。
このふたつの機能は、音声のみのモニターにも搭載されます。シンプルさ、コスパを考えるなら、これだけで充分かもしれませんね。でも、画面付きのモニターには、やはり魅力的な機能がたくさんあります。
カメラ遠隔操作・自動追尾:手元のモニターから寝室のカメラ角度を操作することができます。動作検知機能の高いものは、赤ちゃんの移動を自動で追いかけてくれるものもあります。
録画:クラウド、SDカードなど、製品によって保存方法はちがいますが、24時間録画が可能なものも多いです。日々の中で見逃してしまいそうな瞬間を収められるので、成長記録フリークの方には嬉しい機能かもしれません。
暗視:暗闇でも、赤ちゃんの寝姿がしっかり確認できます。この機能はだいたいの製品に付いており、付いていない物の方が少ないです。
室温センサー:寝室の室温を教えてくれる機能です。これは個人的にとてもうらやましい機能です。夜泣きしたと思ったら「原因は汗でびちょびちょのパジャマ」なんてことは数え切れないほどありました。そのリスクをだいぶ下げてくれる機能です。設定温度からはずれたら通知してくれる機能も存在します。当時知っていたら買い替えていたと思います。笑
設置場所:置き型が主流ですが、専用スタンドやアーム、壁掛けアダプターが付いている製品もあります。どこで、どのように使いたいのか、あらかじめ考えておくと良いでしょう。
価格については、正直ピンキリです。機能は同じようにみえても、メーカーの違いによって価格の幅はけっこうあります。
音声のみタイプは選択肢が少なく6,000円くらい、カメラモニター付きだと9,000〜25,000円と、大きく差があります。
コスパとスペックを考えて:おすすめベビーモニター3選
ここからは、3つのタイプから1台ずつ紹介します。「これがいちばん」を決めるのではなく、「この使い方ならこれ」という選び方です。価格は2026年7月時点のもの(税込・送料無料)です。
① 専用機 ── ちゃいなび アンジュスマイル SH-474S / 9,980円
インターネットにつながなくていいタイプです。箱から出して電源を入れれば、それだけで映像が届きます。画面は5インチ。親機のバッテリーは約12時間もつので、寝室からリビングへ持って歩いても、電池を気にせずにすみます。カメラは左右355°・上下90°まで動かせます。
この機種でいちばん効くのは、室温アラームだと思います。何℃を超えたら知らせるか、何℃を下回ったら知らせるかを、自分で決められます(高いほうは28〜37℃、低いほうは0〜26℃の範囲)。さきほど書いた「汗でびちょびちょのパジャマ」は、これがあるとだいぶ防げるはずです。
子守唄は8曲入り。カメラは2台まで増やせます。暗視もあるので、暗い部屋でも寝姿は見えます。
ふたつだけ、正直に書いておきます。この機種は録画ができません。それと、電波が届く距離をメーカーが公表していません。寝室と生活空間がかなり離れているご家庭は、そこだけ頭に入れておきたいところです。
- 価格の目安:9,980円(2026年7月時点・送料無料)
- こんな人に◎:Wi-Fiの設定はしたくない。1万円までにおさえたい
- 我が家目線のひと言:我が家が使っていたのは、音声だけのモニターでした。同じくらいの値段で画面と室温まで付くなら、迷わずこちらにしていたと思います。
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② 両対応 ── Anker eufy Baby Monitor C10(E6310) / 17,990円
選び方①で書いた、専用モニターとWi-Fi接続の両方が使えるタイプが、これにあたります。付属のモニターで見ることもできますし、スマホのアプリからも見られます。家にいる間はモニター、出かけた先ではスマホ、という使い分けができます。
画面は4.5インチで、バッテリーは約12時間。カメラは300万画素あるので、表情の細かい変化まで見えます。左右350°・上下60°の首振りに加えて、赤ちゃんの動きを自動で追いかける機能もあります。microSDカードを入れれば、24時間の常時録画もできます。
起きてしまったのか、寝言なのか。その見分けが、画面越しでもつきやすくなります。
室温センサーも、泣き声や大きな音、動きの検知も入っています。それでいて月額の課金はありません。
弱点も書いておきます。日本では増設用のカメラが売られていないので、カメラ1台=1部屋の使い方になります。カメラ本体はコンセントにつないだままにする必要があり、microSDカードは別売りです。子守唄は入っておらず、代わりにホワイトノイズが5種類です。
- 価格の目安:17,990円(2026年7月時点・送料無料)
- こんな人に◎:家ではモニター、外ではスマホ。どちらも使いたい
- 我が家目線のひと言:階段を上って部屋をのぞいたら、もう泣き止んで眠っていた。あの往復がいちばん減るのは、この形だと思います。
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③ アプリ型 ── パナソニック KX-HBC200 / 21,824円
専用のモニターは付いておらず、スマホで見るタイプです。この機種のいちばんの価値は、国内メーカーで、問い合わせや修理の窓口がはっきりしているところだと思います。
カメラは200万画素。左右±153°・上下±29°まで動き、左右方向は自動で追いかけてくれます。室温・動き・音の3種類を、スマホに通知してくれます。microSDカードを入れると動きを検知して自動で録画してくれて、1日を約10倍の速さで振り返ることもできます。
おやすみ音が5種類、子守唄が5種類。胎内音や心音、波や雨の音も入っています。月額の課金はありません。1台のカメラに、スマホを8台まで登録できるので、夫婦それぞれのスマホから見る、という使い方が自然にできます。
こちらも弱点を書いておきます。据え置き型でバッテリーがないため、枕元まで持ち込むような使い方はできません。それと、2.4GHz帯のルーターが必要です。2020年に出たモデルで、発売から時間は経っています。ただ、長く売れ続けている機種、とも言えます。
- 価格の目安:21,824円(2026年7月時点・送料無料)
- こんな人に◎:スマホで見たい。メーカーの信頼感を大事にしたい
- 我が家目線のひと言:スマホひとつで見られるので、家の中で持ち歩くものが増えません。荷物を増やしたくない方には、この身軽さが効いてくると思います。
同じタイプで、もっと選択肢を見たい方へ
「同じタイプの中に、ほかにどんな選択肢があるんだろう」と思った方のために、タイプごとの記事を用意しています。
- Wi-Fi不要の専用機を集めた記事(近日公開予定)
- スマホで見るアプリ型を集めた記事(近日公開予定)
- モニターとスマホの両方が使える機種を集めた記事(近日公開予定)
いま順番に書いています。
高級志向?超ハイスペックなAI機
ここでは、他の製品とは一線を画すものを紹介します。
それが、さまざまなAI機能を搭載した「CuboAi スマートベビーモニター(第3世代)」です。
ここまで紹介してきた製品が1〜2万円台なのに対して、こちらは45,800円。思っていた値段じゃない、と感じる方が多いと思います。
何が違うのか。ひとことで言うと、カメラが「見て、考える」ようになります。
- 顔がふとんやガーゼで覆われていないかをAIが見ていて、覆われていたら通知が届きます。おくるみをしていても検知します
- 寝返りを打ったときにも知らせてくれます
- ハイハイするようになった赤ちゃんが、入ってほしくない場所に近づくと教えてくれます(危険エリア侵入アラート)
- 夜のできごとが、自動でまとまります(夜間睡眠分析)
- 赤ちゃんがねんねスペースにいると検知して、子守唄を流してくれます(AI子守唄スケジュール)
- シャッターを押さなくても、いい表情を勝手に撮っておいてくれます(自動フォトキャプチャ)
ここには書ききれないくらい、まだまだ機能があります。
これらのAI機能を全て使うには、月600円から(年払いの場合)のプランに入ることになります。ですが、アプリとつないだ日から1年間は無料で使えます。ひととおり試してみて、必要なら続ける。そんな選び方ができるのは、ありがたいところです。
もし1年後に無料のプランへ戻したとしても、次の機能はそのまま使い続けられます。
- 泣き声のアラートと、咳き込みのアラート
- 室温と湿度のアラート
- 過去72時間さかのぼれる録画(SDカードを買わなくても)
- 双方向の通話、子守唄、暗視、ナイトライト
- 最大8人までの同時視聴(離れて暮らす祖父母とも、様子を分け合えます)
ひとつ、弱点も書いておきます。この製品には首振り機能がありません。手元から向きを変えられないので、どこに置くかは最初に決めておくことになります。
ちなみにセキュリティ面に関しては、いま誰が映像を見ているかがアプリで分かり、接続の履歴も残ります。寝室にカメラを置くことへの抵抗が少し和らぐ作りになっているのも、この製品らしいところです。
45,800円をどう見るかは、ご家庭によって分かれると思います。ただ、赤ちゃんの様子を「人の代わりに見ていてくれる」ところまで踏み込んだ製品は、この記事で紹介した中ではこれだけです。ここに価値を感じるなら、選択肢に入れて良いと思います。
※価格は2026年7月時点のものです(公式・楽天の正規代理店ともに45,800円)。
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ベビーモニター、いつからいつまで使う?
使用期間は明確に決めることはできません。ですが「どの時期に活躍しやすいか」は、考えることができると思います。
使い始めは新生児期から。卒業は1歳半〜2歳ごろという話もあるようですが、「もっと長く使える」という意見もあります。
2歳以降も活躍する場面としては、病気のときの見守りや、きょうだいの世話で部屋を離れるときなど。我が家のモニターは親戚からのお古だったこともあって、4歳になる前くらいにコードがだめになってしまいました。それがなければ、5〜6歳まで使っていたかもなぁと思います。
卒業のサインとしてよく聞くのは、行動範囲が広がったら、寝返りをして布団をよけられるようになったら、などと言われます。ですが、決めなくて良いと思います。いつ頃からぐっすり眠るようになるか、はたまた、疲れなどで夜に起きてしまうなど。その子の個性によって、まったく違うでしょう。
「なんか、最近無くても良い気がしてきたな」そう思ったときが、あなたの家での卒業タイミングです。
まとめ
最後に、この記事の要点です。
- 必要かどうかは、間取りと過ごし方で決まります
- 買わない家庭もあるので、なくても大丈夫です
- ただ、買ってみて初めて「あってよかった」と感じる道具でもあります
- 通信の仕組みは、専用機・Wi-Fi型・その両方が使えるもの、の3つ。生活パターンに合うものを
- 機能は音感知と双方向通話があれば足ります。室温センサーは、あると夜が少し楽になります
- 使う期間に決まりはありません。「無くても良い気がしてきた」が、卒業のサインです
あってもなくても、見守りの主役は、あなたの目と耳のままです。
夜の育児の悩みを解決する記事を、地図のようにまとめました。
→赤ちゃんとの夜を、すこし楽にする育児ガイド|準備・寝かしつけ・夜中のミルク・泣きの地図
出典
- mama-kissa「ベビーモニターは必要?いらない?605人へのアンケート」(https://mama-kissa.com/nao/judge-living-babymonitor/)
- ネントレ部「ベビーモニターは不要? 購入者20人へのアンケート」(https://sleeptrainingclub.com/babymonitor-fuyou)
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